« 阿部元太郎の造りしもの(弐):‖雲雀丘100年浪漫 フェスタ 委員会 高碕記念館 | トップページ | 阿部元太郎の造りしもの(四):‖雲雀丘100年浪漫 長尾連山 »

2018年8月16日 (木曜日)

阿部元太郎の造りしもの(参):‖雲雀丘100年浪漫 「雲雀丘」の由来 「滝の谷川」「雲雀の滝」

この看板の件のつづき。
こんな記載があります。(看板右方)

 かつてここは果樹園だった
 阪急開通と田園都市運動
  住宅地となる前の雲雀丘の地域には、
  果樹園が広がっていた。
  1910年に箕面有馬電気軌道
  (のちの阪神急行電鉄)は、
  梅田〜宝塚間を開業させ、この地域の
  郊外住宅地としての可能性が一挙に
  高まった。
  1915年、阿部元太郎は、英国の田園都市
  運動と同様の発想から駅を中心に置いた
  日本初の山麓部住宅地開発を行う。
  阿部元太郎について
  1915年に雲雀丘の住宅地開発を行った人物。
  近代の経済界をリードした阿部一族のひとり。
  「雲雀丘」という名は、滝の谷川にある
  「雲雀の滝」にちなんで阿部氏が名付けたとされている。

ひょうごヘリテージ機構H2Oホームページ
にも類似の記載あり。

「滝の谷川」、「雲雀の滝」てのは
どこにあるんでしょうか。
「滝の谷川」は
これ(グリーン矢印)かと思えますが、
「国土地理院地図」より
Img20180816121743871

川の名前は表記されていない。
グーグルマップでも川の名前は出ない。
Nikon D5300 AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR
(以下、機材同じ)
Dsc_0025_5
この中央の「森」の中を流れている感じ。
川の両側が住宅(私有地)で、
川辺に接近することが難しい。

グーグルマップでも国土地理院地図でも
クレアハイツ雲雀丘の近く
(上の地図で緑の矢印が指している辺りの少し左上)
でこの川を渡る橋が表示されている。
行ってみますと、その近くまでは
いけるのやが、川べりまでは
行くことはできず、橋も生い茂った木に
阻まれて川は見えない。
砂防のコンクリみたいのは見えるが・・・。

ずっと下って行き、阪急の線路の
少し北あたりでこの川を渡れる橋がある。
Dsc_0016_5
「紅葉橋」という銘板があるが
川の名前の表示はない。
橋から覗くと川はこんな感じ。
Dsc_0018_6
こんな風に深くて狭いところ流れており、
川沿いに歩いて登れるようなスペースがない。

川はこの下流で雲雀丘学園の敷地内に消え、
JRの踏切辺りでまた出てくる。
Dsc_0020_5
木の生えているのが雲雀丘学園の敷地。
手前のガードレールは旧176号線。
その手前がJRの踏切。その踏切の名称は
Dsc_0019_7

Dsc_0019_8
「滝の谷」
てことで、この川が「滝の谷川」であると
断定してよろしか!!

ほな「雲雀の滝」は?
さっきの、クレアハイツ雲雀丘の横の
砂防コンクリのとこか?
されど、落水するような音も聞こえず。

さらに下流はこんな感じ
Dsc_0021_4
その下流、寺畑前川に合流するところで
数十センチほどの落差あり。
Dsc_0022_6
これは滝とは言わへんわなあ、そら。
地理院地図の等高線的には、
緑矢印で指した辺りが
いちばん急といえば急ではあるが、
そこに接近する道がない。
まあ滝と言っても小さなものだろう。

---2018-8-20追記 ここから--

下記の文献を発見。
やはり、上記のものが「滝の谷川」
緑矢印で指した辺りが「雲雀の滝」
ということでよいであろう。

宝塚市みんなのまちづくり協議会
の下の方の
「地域データ」の
「宝塚景観まちあるきマップ(宝塚景観まちあるき会作成)」の
「⑬雲雀丘地区マップ(2018年6月版)」
の下の方の地図、
中央やや右に
「雲雀の滝」
「紅葉橋(滝の谷川上流に雲雀の滝がある)」
といった記載あり。

--ここまで--
---2018-8-23追記 ここから--

追記ばっかしですが
「hibari.jp Hibarigaoka Official Website」
の「校長通信」の中に
「雲雀丘の淵源を知りました」
という記事あり。

これによりますと、
「滝の谷川」「雲雀の滝」については
これまでの我の供述通りでほぼ確定ですな。

「「雲雀滝」は雲雀丘学園を北に20分ほど
 登って行ったところにあり」
やそうで。

「一般の民家を通らないと行けない」
んでは、肉眼での確認は無理やな。

「雲雀の名の由来は滝の音が
 雲雀のさえずりに似ているとのこと、
 水もきれいで夏になると蛍が飛び交う
 そうです」
これはこれは是非行ってみたいが、

「一度、どこかの生徒が下流から
 この川を上ってきたことがあった
 そうです。雲雀滝を上ってさらに先に
 行きたいと言ったそうですが、
 危ないので止めさせたと民家の方は
 お話」
川を直接登るのも危ないんや。無理やな。
だいたい無断やと通報される恐れもある。

阿部元太郎さんも、ちょっと滝のそばに
パブリックスペースを作っておいて
くれたらよかったのにねえ、
あまり閑静さを失わない程度の
小さいもんでいいのやが。
雲雀丘ってそういう、小公園のようなのが
少ないのも特徴かも知れん。
イマドキの、子供連れを想定した街とは
ずいぶん違うのです。
老夫婦とかが似合うのかも知れんが
しかし、この急坂の街、昔は
どうしてたんやろね、老人には苦しすぎる。
今ならクルマも電動アシスト自転車も
ありますけんども。

--ここまで--

--2018-9-17追記--
雲雀の滝の位置の件です。
国土地理院地図では、
こんな機能もありまして、
ちょっと立体的に表示できます。
Img20180917143303370
ここで赤字で「W」と書いたあたり、
結構落差がありますので、
ここが滝ではないかと。
元にもどすとこうです。
Img20180917143126624
右下の方が阪急雲雀丘花屋敷駅ですね。
この「W」のすぐ右の道を歩いていますと確かに
いつも水音のような音が聞こえてきます。
滝は見えないのですが。
よその敷地なので、それ以上
川の方には近寄れないのです。

ずっと上の方に記載したクレアハイツ雲雀丘は
この「W」の左、地図の端っこの方です。
川を渡る「橋」のような記述が見えますね。

--追記ここまで--

(2018-9-18少し修正しました。)

---2018-10-5追記 ここから--

ほんま追記ばっかしですが
宝塚市のサイトに
「雲雀丘花屋敷ロマンチックさんぽ」
てのがあり。
「貴重な文化遺産である「高碕記念館」
 と「正司邸」を見学するコース。
 今回は特別に雲雀滝もご覧いただけます。」
やとう!しかし、
「本ツアーは9月21日をもって、
 受付を終了しました。
 多数のお申込みをいただき、
 誠にありがとうございます。」
やそうです。
2日とも平日で、定員は各10人、
ご応募は
よっぽど興味のあるシニア層
の皆さん、って
感じでしょうか。
勝手な想像。
我もリタイヤしたらこういうのに
参加するのかしら。

--追記ここまで--

HIBARIGAOKA Hill 100 years roman

Nikon D5300 AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR
「雲雀丘から下界を望む」
Dsc_0025_4

↓最近の記事一覧


人気ブログランキング

|

« 阿部元太郎の造りしもの(弐):‖雲雀丘100年浪漫 フェスタ 委員会 高碕記念館 | トップページ | 阿部元太郎の造りしもの(四):‖雲雀丘100年浪漫 長尾連山 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 阿部元太郎の造りしもの(参):‖雲雀丘100年浪漫 「雲雀丘」の由来 「滝の谷川」「雲雀の滝」:

« 阿部元太郎の造りしもの(弐):‖雲雀丘100年浪漫 フェスタ 委員会 高碕記念館 | トップページ | 阿部元太郎の造りしもの(四):‖雲雀丘100年浪漫 長尾連山 »